令和5年度やまはくセレクション展がついに開展しました。今年も各部門から選りすぐりの資料が展示されています。常設展示では見ることができないレアな資料がたくさんありますので、この機会(期間は5月12日(日)まで)にぜひご来館ください。
写真は、展示資料の一部ですが、これはいったい何でしょう?
会場で探してみてくださいね。
閑話休題
博物館2階ロビーに、50年前の完成当時の建物の模型があるのを皆さんは見たことがありますか?そこにミニカーも一緒に展示しているのですが、この車に気が付いた人はいますか?
これは「童夢零(どうむぜろ)」という車のミニカーです。この名前を聞いてすぐに分かった人はかなりのマニアですね。博物館ができた1970年~1980年代はスーパーカーブームといって、日本全国でフェラーリやカウンタックといった外国のスポーツカーがもてはやされていました。そんな中、1978年に日本製のスーパーカーとして発表されたのが「童夢零」でした。しかし結果的に発売されることはなく、幻の車として終わってしまいました。山形県立博物館が開館した当時の車として置いています。気になった方は、来館した時に見てみてください。