秋と言えば紅葉!現在、博物館前にあるイチョウも黄金に色づき、とても綺麗です。
さて、そんなイチョウですが、太古の昔から地球上に存在していたことをご存知ですか?
なんと、その歴史は2億年以上にもなるそうです!東北でも、岩手県久慈地域から、新生代 古第三紀 暁新世~始新世(約6600万~3390万年前)のイチョウの化石が見つかっています。
実はこの化石、現在開催中のプライム企画展「東北の自然史大図鑑―The Great Natural History of Tohoku―」の会場にて展示中です。
形、そのままですね…!
人間が登場する遥か昔から変わらないものが身近に存在するなんて!なんだかワクワクしてきませんか?
今回の企画展では、東北各地の「化石、岩石、鉱物」に焦点を当て、魅力あふれる東北5億年の自然史を紹介しています。
山形が誇る、世界でたったひとつだけの化石「ヤマガタダイカイギュウ」の実物も6年ぶりに公開します!
青森県指定天然記念物「アオモリムカシクジラウオ」も県外初公開です!
東北6県の県の石、勢ぞろいしています!
隕石、三葉虫、アンモナイト、琥珀、恐竜の化石(レプリカ、一部分のみ)、貝や植物の化石などなど…盛りだくさんのワクワクする資料が皆さんをお待ちしています!!
会期は12月15日(日)までです!
東北地方の、ひいては地球の歴史に思いを巡らせてみませんか?
★展示図録を販売中!これ1冊に東北の自然史がギュッと詰まっています!
★12月7日(土)13:30~担当学芸員の解説会があります!申し込みは不要ですので、お気軽にご参加ください。(博物館の入館料が必要です)
ちなみに、今回のブログ担当のお気に入りはこの三葉虫です。何でエビぞり?
会場で探してみてください!