まずはお知らせより
9月30日(土)よりプライム企画展「高等女学校と実科高等女学校-青春の学びと生活-」が
はじまりました。
山形県の女子教育の歴史が分かる400点以上の資料が展示されており、見ごたえ十分の展示となっております。(全ての資料をしっかり見たら2時間以上はかかるのでは⁉)
上の世代の方はもちろん、山形県の歴史や教育、郷土史などに興味のある方も楽しめる展示内容です。12月10日(日)までの展示ですので、みなさまぜひ当館へ足をお運びください!!
話は変わりまして8月27日(日)に閉展した特別展「Bones-生き物の骨格はどうなっているのかー」を振り返りたいと思います。
テーマからも分かるように、骨格標本が中心となる展示会を開催しました。
骨を展示テーマにしたのは「インパクトがあり、多くの方に興味を持ってもらえそうだから」という理由です。(実は、骨格標本を中心に据える展示会は当館初の試みでした。)
しかし、骨格標本の展示会は想像以上にハードルの高いものでした。なぜなら、当館には骨格標本がほとんど収蔵されていないからです。そんな状況で骨格標本を展示するという事は、骨格標本を所有する施設や団体に協力していただかないと成り立たないことを意味します。協力してもらえるか不安でしたが、お願いをした施設・団体の方々は快く引き受けてくださり、多くの骨格標本を展示することができました。協力してくださった方々には本当に感謝しています。
展示会が始まると想像以上にお客さんが入り、期間中12,362人の方に足をお運びいただきました。
ちょうど学校の夏休み期間と重なっていたこともあり、お子様連れのご家族が多かった印象があります。興味津々で骨を見ている子供たちの顔を見ると、展示までの苦労が吹き飛びました。
展示期間中のアンケートもたくさんの方にご記入をいただきました。例年になく多くのご意見・ご感想をいただいております。(入力担当者が困ってしまうくらいいただいております笑)みなさまからいただいたご意見・ご感想は全て目を通させていただき、改善できることは改善し、今後に活かせることはしっかりと活かしていきたいと思います。
特別展を見にご来館くださった皆様、本当にありがとうございました。
今後も展示会やイベント・講座等予定しておりますので、またのご来館をお待ちしております!
特別展担当 動物部門 細越林太郎