10月1日(土)から、博物館ではプライム企画展「女神たちの饗宴-『縄文の女神』国宝指定10周年-」を開催しております。国宝土偶「縄文の女神」が国宝に指定されてから10周年にあたるのを記念して、全国から国宝土偶(複製)を集め、5体全てを一堂に会して展示しております。
10月16日(日)は体験イベント「ミニチュア土偶をつくろう」を開催しました。今回は県立村山産業高等学校からご協力いただきました。電子情報科の先生・生徒のみなさんに講師をお願いして、国宝土偶「縄文の女神」の1/2サイズのぺーパークラフトをつくりました。
3Dデータをもとに、同高校の佐藤和彦先生がデザインしたペーパークラフトは精巧なものです。佐藤先生が作り方の順番をスクリーンに示すと、6人の高校生が一つ一つ丁寧に説明してくれました。小さなお子様から大人の方まで、高校生と一緒に完成させていました。みなさん、出来上がった「縄文の女神」像にとっても喜んでくださいました。
記念講演会のイベントは、10月29日(土)・30日(日)に「体験!縄文のくらし」が行われる予定です。両日とも「東北文化の日」に伴い無料で入館・参加できます。また、11月23日(水・祝)には「親子で勾玉をつくろう」も行われます。1組で2つの勾玉がつくれますので、こちらもぜひご参加ください。