6月4日(土)から特別展「発掘30周年、マムロガワクジラ、新生代の海を泳ぐ~やま
がた北部の古生物~」が開展しました。
マムロガワクジラの全化石を中心に、第三展示室内はクジラやイルカ、鰭脚類や貝類な
どの化石で埋め尽くされており、非常に見ごたえのある展示となっております!
マムロガワクジラの化石はもちろん、その他にも貴重な展示物がたくさんあります。
今回はその中からいくつか紹介したいと思います。
まずはキタトックリクジラの骨格標本(国立科学博物館より借用)
不思議な形ですよね。国内にはほとんど標本が存在しないとの事です。他のクジラ化
石と見比べてもらうと明らかに形が違うことが分かります!
次にミズホクジラ化石(岩手県立博物館より借用)
非常にきれいにクリーニングされた化石で、古代のクジラの骨格がはっきりと分かる
資料です。こちらも必見!
最後にこちら
いかがでしょう。この資料は何か分かりますでしょうか。
正解は…
イッカクの角(牙)でした!こちらも国立科学博物館からお借りいたしました。
当初はレプリカを展示予定でしたが、科博さんのご厚意で本物を展示しております!
他にもまだまだ紹介したい資料がたくさんあるのですが、あまり紹介しすぎると見に
来ていただく楽しみが無くなってしまうのでこの辺で…
今年度の特別展は8月28日(日)まで開展しております。化石に興味のある方は
ぜひとも博物館へ足をお運びください♪