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分類 ぶんるい
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教育物具 きょういくぶつぐ
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年代 ねんだい
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不詳 ふしょう
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製作者(編著者) せいさくしゃ(へんちょしゃ)
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不詳 ふしょう
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大きさ おおきさ
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縦35cm×横90cm×高さ25cm
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● 説明 ●
「天神机」は、昔の子どもたちが学習用につかっていた座り机です。江戸時代の寺子屋(てらこや)などでもつかわれました。この机は男子用で、女子用の机はもう少し小ぶりのものがつかわれていました。 「天神」とは、学業や書の神様で知られる菅原道真(すがわらみちざね)公のことです。「天神机」の名は、天神様にちなんでつけられたとか、脚の部分が神社の鳥居に似ているからなどの説があります。 寺子屋の学習は「手習い」といい、読み・書きが中心でした。師匠(ししょう)からお手本をいただき、墨と筆で紙がまっ黒になるまで、何度もくり返し練習しました。最後は、清書(きよがき)をして、師匠から手直しをしてもらいました。
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分類 ぶんるい
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教育物具 きょういくぶつぐ
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年代 ねんだい
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江戸時代後期 えどじだいこうき
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製作者(編著者) せいさくしゃ(へんちょしゃ)
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不詳 ふしょう
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大きさ おおきさ
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縦173cm×横90cm
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● 説明 ●
この板戸は、山形市内にある敬念寺(きょうねんじ)というお寺が寺子屋を開いていたころの板戸です。板にはまっ黒な墨で書かれた当時の子どもたちによる落書きが残っています。 寺子屋の先生は、雷師匠(かみなりししょう)ともいわれる通り、しつけに厳しい先生が多かったのですが、先生の目を盗んでいたずらをしたものでしょう。行儀(ぎょうぎ)の悪い子どもには、火のついた線香を手に持ったまま立たせるなどの「おしおき」もありました。 画面のまん中あたりには、「文久二」という文字があります。これは年号で、西暦では1862年のことです。チョンマゲのある人の顔も見えます。子どもたちのいたずら好きは、いつの時代も変わらないものです。
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分類 ぶんるい
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教育物具 きょういくぶつぐ
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年代 ねんだい
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明治時代 めいじじだい
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製作者(編著者) せいさくしゃ(へんちょしゃ)
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不詳 ふしょう
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大きさ おおきさ
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長さ20cm×球径6cm
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● 説明 ●
木でつくられたダンベルです。現在(げんざい)は、鉄でできたダンベルが普通ですが、昔は木製(もくせい)でした。手にとってみると、とても軽(かる)いのにおどろきます。ダンベルとは、もともと「音のしない鈴」という意味の英語で、亜鈴(あれい)はそれを日本語に訳したものです。木亜鈴(もくあれい)は男子と女子、生徒と教師用とで大きさや重さがちがいました。 亜鈴は、明治時代になって外国からとり入れられた体操(たいそう)の授業でつかわれました。両手に持って手足を伸(の)ばしたり縮(ちぢ)めたり、体を曲(ま)げたりするものでした。 明治17年(1884)に出された「亜鈴体操新法」という本には、25種類の方法が紹介(しょうかい)されています。 今でも「ダンベル体操」というのがおこなわれていますが、内容はだいぶちがうようです。
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分類 ぶんるい
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教育物具 きょういくぶつぐ
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年代 ねんだい
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明治19年(1886) めいじ19ねん
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製作者(編著者) せいさくしゃ(へんちょしゃ)
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楊
洲周延 ようしゅうちかのぶ
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大きさ おおきさ
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縦38cm×横73cm
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● 説明 ●
明治天皇・皇后(めいじてんのう・こうごう)の前で、学校の生徒たちが体操を披露(ひろう)している晴れやかな場面をえがいた錦絵(にしきえ)です。生徒たちはみな洋服を着て、さまざまな体操をおこなっています。画面左前方の生徒たちが手にもっている器具は、球竿(きゅうかん)といわれるものです。長い棒(ぼう)の両端(りょうはじ)に球がついています。画面ではよく見えませんが、中央にいる生徒たちは、棍棒(こんぼう)を手に持っています。球竿や棍棒は、亜鈴(あれい)とともに、当時の体操でつかわれた道具でした。 体操は、明治時代になって外国からわが国の学校にとり入れられました。当時の人々にとって、体操はまだもの珍しく、錦絵(にしきえ)の題材ともなりました。
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分類 ぶんるい
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教育物具 きょういくぶつぐ
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年代 ねんだい
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明治8年(1875) めいじ8ねん
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製作者(編著者) せいさくしゃ(へんちょしゃ)
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東京師範学校 とうきょうしはんがっこう
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大きさ おおきさ
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縦70cm×横60cm
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● 説明 ●
全国に小学校がつくられたのは明治時代のはじめです。この時代は、教科書の数はまだ少なく、ひとりひとりの生徒にはとても行きわたりませんでした。そこで、教室では一枚の掛図(かけず)をつかって、先生がたくさんの生徒を教えていました。これは、算術(さんじゅつ=今の算数)の授業でつかわれた掛図です。「減算(げんさん)」とは引き算のことで、一から九までの引き算を教えるものです。 この表はどうみたらよいのでしょう。横列(よこれつ)の数字は引かれる数、縦列(たてれつ)が引く数をあらわしています。上列の右から横に、「二に一減(げん)の一」、「三に一減の二」、「四に一減の三」、というように読みます。この掛図は、当時の下等(かとう)第六級、現在でいえば小学校2年生前期の授業でつかわれました。
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